4月9日 福島県郡山市 郡山ユラックス熱海にて「ひろげよう!福島原発支援団 福島集会 ~ようやく原発事故の責任が問われる~」が開催され、約70人の告訴人や関心を持つ市民が集まりました。
佐藤和良団長の挨拶に続いて、呼びかけ人の一人である福島出身の講談師神田香織さんがスピーチ。南相馬から福井に避難中の青田恵子さんの最近の詩を紹介しながら、被害者運動の先頭を行く告訴団の闘いを、明るく元気の頑張ろうと力強く訴えました。
甫守一樹弁護士からは、検察審査会の議決のポイントとこれから始まる刑事裁判の概要などを分かりやすい言葉での説明 がありました。
告訴人からのスピーチでは、福島を伝えるヨーロッパ弾丸ツアーから帰られたばかりの、郡山市の人見やよいさんが、スイス、フランス、ドイツ、イギリスの脱原発運動や福島に寄せる思いを語ってくれました。同じく郡山市の中路良一さんは、放射性物質のホットスポットが除染後もあることや、マスメディアによる帰還しない避難者や放射能に不安を訴える人へのバッシングについての話をされました。
浪江町から那須にされた菅野千代子さんは、避難当事者は疲れと絶望の日々であるけれども、黙ってはいられない。
最後まで告訴団と共に闘う、自分が得意とする写真で福島を訴えていきたいと熱く語りました。
最後は全員で、「我ら揺るがず」を合唱して閉会としました。