【記者レク開催のお知らせ】東電刑事裁判・控訴審第2回公判期日について ~なぜ第2回公判が重要なのか~
強制起訴により開かれた、東京電力旧経営陣3被告人3名(勝俣恒久氏、武藤栄氏、武黒一郎氏)の刑事責任を問う東電刑事裁判の控訴審第2回公判期日が、2022年2月9日14時より東京高等裁判所で開かれます。
私たち福島原発刑事訴訟支援団とその弁護団は、この期日が、この刑事裁判において非常に重要な山場になると考えています。
つきましては下記の日時において、弁護団の海渡雄一弁護士、大河陽子弁護士、北村賢二郎弁護士による記者レクを開催いたします。記者レクの主なポイントは以下のとおりです。
刑事裁判の控訴審特有の問題
新たな証人尋問で明らかにしたいこと
原発事故は回避できたこと
刑事裁判が開かれて初めて明らかになったこと
東電株主代表訴訟の審理過程での刑事裁判の証拠の取り寄せの重要性と及び証人尋問で明らかになったこと
東電株主代表訴訟の現地進行協議(裁判所による福島第一原発視察)で何を見てきたか
(東電株主代表訴訟の代理人も務めています)
11月2日の控訴審初公判で細田啓介裁判長(第10刑事部)は、合議した上で第2回公判期日までに双方から請求のあった証拠調べ(濱田信生氏、渡辺敦雄氏、島崎邦彦氏の証人申請 )と現場検証(福島第一原発のサイト等)について決定を下すとしました。ぜひこの第2回公判期日の重要性をご理解いただき、報道につなげて頂けますと幸いです。
福島原発事故は、まだ終わっていません。事故の被害はより見えづらくなり、被災者の辛苦と困窮はより複雑になっています。私たちは、そもそもこの事故がなぜ起きたのか、その責任について追及を続けて参ります。記者のみなさまのご参加をお待ちしております。
【日時】2022年1月14日(金)15時~17時
【場所】参議院議員会館・101
14時30分よりロビーにて通行証を配布いたします。
*記者の方を対象にしたレクチャーです。
*資料準備の都合上、事前申込みいただけると幸いです。
*資料準備の都合上、事前申込みいただけると幸いです。