ランチタイム・スタンディング 中間報告
5月23日(1日目)
「ランチタイム・スタンディング」初日は、初夏の爽やかな風の中、約20名の方々が参加してくださいました。
東京高裁に向かってプラカードを掲げ、「東京高裁は、拙速な結審をしないで!」「最高裁の統一判断を聴いて!」と、訴えました。
5月24日(2日目)
2日目も天気に恵まれ、気持ち良い風の吹く中で始まりました。40名ほどの方々が参加してくださいました。
福島から来た参加者の方々のスピーチとコールが途切れなくつながり、裁判官にもその声と想いが伝わったことと思います。
5月25日(3日目)
とても良い天気で爽やかな風の中、約30名が集まり、参加者のバラエティ豊かなアピールは聴いていて飽きず、どれもとても共感しました。
福島から来たある参加者の方は、舌鋒鋭く国の責任にも切り込まれていましたが、何より、あの場にいた仲間たちへのあたたかい想いを伝えて下さったことがとても心に染みました。
「結審することなく厳正な審理をしてほしい」「公正な判決を出して欲しい」と繰り返しアピールしました。裁判官の耳に届いたことでしょう。
5月27日(4日目)
この日は朝から雨風が強く心配されましたが、ちょうどスタンディング開始の12時ごろには小降りになり、途中からはほぼ止みました。
サプライズで海渡雄一弁護士も駆けつけ、スピーチしていただきました。充実した集いとなりました。
19名が参加し、横幕やプラカードでアピールしました。
この熱気が天にも通じるぐらいですから、裁判官に通じないはずはありません!
今後、ランチタイム・スタンディングは5月30日から6月3日まで続きます。
東京高裁への署名提出行動と「ランチタイム・スタンディング」にご協力を!
東京高裁で開かれている東電刑事裁判控訴審は、6月6日の第3回公判をもって結審とされています。
しかし、この原発事故の責任を問う歴史に残る重要な裁判が、現場検証もせず、長期評価に関わる証人尋問もせずに拙速に審理を打ち切られて良いのでしょうか。
6月中にも下されるとされる最高裁の損害賠償訴訟の判決や、7月の東電株主代表訴訟の地裁判決の内容を十分吟味してから結審するよう求め、現在、「緊急署名」に取り組んでいます。
全国各地で、集めてくださり、続々と署名用紙が返送されてきています。
ありがとうございます!!
また、弁護団は被害者参加代理人として、意見書と上申書を提出します。
できることは何でもやっていこうと、いくつかの行動を予定しています。
引き続き、ご協力をよろしくお願い致します。
署名提出行動
*院内集会は行いません。
5月20日(金)
12:30~13:00 裁判所前アピール行動
13:10 署名提出
13:30 記者会見
ランチタイムスタンディング
5月23日(月)~6月3日(金)の平日12:00~13:00
(5月26日は除く:311子ども甲状腺がん裁判の期日)
*裁判所の前で、1時間プラカードを掲げてのスタンディングです。
福島から交代で上京します。
ご一緒にスタンディングしていただけたら、うれしいです。
「上申書」と「意見書」の提出と記者会見
5月11日(水)
13:45 入廷行進
14:00 提出と記者会見
*高裁前でのアピール行動、院内集会は行いません。
*同日、函館大間裁判口頭弁論の期日です。