「東電福島原発事故刑事裁判が始まる」リーフレットを新しく更新しました。
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原発事故の刑事責任を問う裁判を支援する「福島原発刑事訴訟支援団」発足します!
世界中を震撼させた福島原発事故。
多くの住民が避難を強いられ、その途中で命を落とし、そして今も10万人が元の土地に戻れないでいます。
国会の事故調査委員会はこの原発事故が人災であると指摘しました。
原発を襲った津波も想定外ではなく、予測していながら対策を怠っていたことが明らかになりました。
これだけの被害を引き起こした当事者が罪に問われなくてよいのか。
福島原発告訴団は刑事告訴を行い、検察庁が不起訴としたものの、市民からなる検察審査会がそれを撤回し、2015年7月、東電元会長と元副社長2人を強制起訴とする議決を発表しました。
ようやく原発事故の責任の所在が刑事法廷の場で明らかにされます!
これから長い法廷闘争が始まります。裁判の行方を見守り支えるために「支援団」を立ち上げます。ぜひ支援団に参加してください!
支援団の活動
- 裁判の傍聴と記録
- 裁判の内容について社会に広く発信
- 証拠の収集と分析
Q&A
- Q.誰が裁判で罪を問われるの?
- A.東電の勝俣元会長と武黒元副社長・武藤元副社長
- Q.何の罪に問われているの?
- A.津波対策を怠って原発事故を起こし、死傷者を出した業務上過失致死傷罪
- Q.検察審査会って何?
- A.検察庁が不起訴とした判断が正しかったのか、一般の有権者が審査する組織
福島原発刑事訴訟に至る経緯
- 2011.3.11
東北地方太平洋沖地震発生
東京電力福島第一原子力発電所事故発生 - 2012.6.11
福島県民などにより福島原発告訴団が結成され、1324人が東電幹部らを刑事告訴する。その後の加告訴を合わせ14,716人の集団告訴となった - 2013.9.9
検察庁が刑事告訴について容疑者全員を不起訴処分とする - 2013.10.16
不起訴処分を不服とし、福島原発告訴団が検察審査会に審査を申し立てる - 2014.7.31
東京第五検察審査会が東電元幹部ら3名を起訴相当と議決 - 2015.1.22
検察庁が東電元幹部ら3名について再度不起訴とする - 2015.7.31
東京第五検察審査会が東電元幹部ら3名を起訴すべきとする2度目の議決を発表、強制起訴が決定する