
『東電刑事裁判 問われない責任と原発回帰』
著者 海渡 雄一、大河 陽子(2023/09/08)(彩流社)
https://www.sairyusha.co.jp/book/b10031300.html
日本の急速な原発回帰と東電元経営陣被告への国策に配慮した結論ありきの無罪判決。全裁判をつぶさに把握する弁護士が再度問う。
【内容紹介】
岸田政権は原発の新規建設や60年以上の運転延長など、原発回帰に急速に政策転換している。そのなかで、東電元経営陣に対し 3・11 原発事故の刑事責任を問う裁判で被告全員に無罪判決が出た。
現場検証や証人尋問等による証拠採用もせず、被害者をふみにじる、国策に配慮した結論ありきのような判決は、次の原発事故を準備する危険な論理である。その危険な論理を、すべての裁判をつぶさに把握する弁護士がわかりやすく解説する。
『東電刑事裁判 福島原発事故の責任を誰がとるのか』
海渡 雄一 著(2020/11/26)(彩流社)
https://www.sairyusha.co.jp/book/b10015452.html
【内容紹介】
福島第一原発が全国でも最も弱い原発であることは事故の11年前に明らかになっていた。10mを超える津波が福島を襲うという情報も得ていた。事故を防ぐための対策をとることも決定していた。それをひっくり返した東電元役員3名の裁判は、正義を示せるか
『東電刑事裁判で明らかになったこと』
予見・回避可能だった原発事故はなぜ起きたか
著者 海渡 雄一 編著 福島原発刑事訴訟支援団 監修 福島原発告訴団 監修 (2018/10/22)(彩流社)
https://www.sairyusha.co.jp/book/b10015347.html
【内容紹介】
東電は、2008年時、巨大津波が福島第一原発に押し寄せるという解析結果を得、会社として対策を取る方針も出ていた。想定外の事故というのは大嘘であった。本書は、現在も続く元役員3名の刑事裁判の争点を明確化する。