東電福島原発刑事訴訟 東京高等裁判所裁判官に現場検証を求める要請行動のお知らせ

【東電福島原発刑事訴訟 東京高等裁判所裁判官に現場検証を求める要請行動】のお知らせ

【日時】3月8日(月) 9時30分~10時まで(30分間)
【場所】東京高等裁判所前 アピール行動を行います。

@控訴審の期日は、まだわかりませんが、3・11前に行動をしたいと考えました。 

10:00 「東京電力福島原発事故刑事訴訟の現場検証等に関する要請書」提出

東京高等裁判所 刑事訟廷

10:30 記者会見 (司法記者クラブ・東京地裁高裁2階)幹事社:共同通信社

【出席】
海渡雄一弁護士(福島原発告訴団弁護団)
武藤類子(福島原発刑事訴訟支援団副団長)
地脇美和(支援団事務局長)

東電刑事裁判は、2019年9月19日、東京地裁が東電旧経営陣3名を全員無罪とする判決を下したのに対し、検察官役の指定弁護士は9月30日に控訴しました。

また、控訴趣意書が2020年9月11日、東京高等裁判所に提出され、その後、第10刑事部が担当となり、裁判が開始されます。

事故から約10年経っても原子力緊急事態宣言が解除されていない中、刑事裁判を通じて、東京電力福島第一原発事故の真相と刑事責任の所在を一日も早く明らかにしていただきたいと思います。

私たちは、この10年、様々な苦しみ、困窮、悔しさ、憤りを抱えて生きてきました。私たちは、知りたいのです。

なぜ、取り返しのつかない世界的レベルの原発事故が引き起こされるに至ったのかを。真相の解明には、裁判官のみなさまの目と耳と心で、原発構内や周辺地域、事故被害者が傷害を負った現場、尊い命が奪われた44名が治療・看護を受けていた現場などを見分していただくことが、とても重要だと思います。

私たちは、東京高等裁判所に現場検証を求める要請書を提出し、記者会見を開催します。