「7/6 被告本人尋問と刑事裁判」海渡雄一弁護士(東電株主代表訴訟)

東電株主代表訴訟ブログより( http://tepcodaihyososho.blog.fc2.com/ )より

「7/6 被告本人尋問と刑事裁判」海渡雄一弁護士

いよいよ大詰めを迎える株主代表訴訟 6日は被告たち4名の尋問でした。

昨日は、東電株主代表訴訟について、武藤氏に対する原告側の反対尋問、武黒、勝俣、清水氏に対する被告側の主尋問でした。

武藤氏の反対尋問は私と甫守弁護士が担当しました。
武藤氏は、多くの社内の津波対策関係文書を渡されたけれども読んでいないと繰り返し、2008年6月10日と7月31日の武藤氏のために開かれた津波対策に関する会合で配布された、経営幹部に津波対策の実施を求めるために部下たちが作成した資料についても、「推本の長期評価には根拠がないということだった、細かい説明はされてないし、内容についての質問もしていない」との答えに終始しました。

このような反対尋問を踏まえて行われた、その後の裁判官の補充尋問は、3人の裁判官が合計で一時間程度の厳しい尋問が行われました。(下記につづく)
東電株主代表訴訟 (fc2.com)