新刊『強制起訴:あばかれた東電元最高幹部の罪』[Kindle版]

ルポライターの明石昇二郎さんから新刊のお知らせです。(AmazonのKindle版のみの発売)

『週刊金曜日』2015年9月18日号掲載の座談会記事「『新証拠』を掘り起こした議決書の本質は 東電元幹部への有罪判決だ」に収録できなかった部分を全文掲載したもので、電子書籍版のみの発売となります。お値段は324円と、大変お求め安くなっています。

福島第一原発事故の刑事責任が、ついに裁判の場で問われることになりました。東京地検が2度不起訴とした東京電力の旧経営陣3人について、東京第五検察審査会は2015年7月、業務上過失致死傷罪で起訴すべきだとする2回目の議決をしました。強制起訴されるのは、東京電力の勝俣恒久元会長(75歳)と、武藤栄元副社長(65歳)、武黒一郎元副社長(69歳)です。
未曾有の原発事故はなぜ起きたのか。その責任は誰にあるのか──。

東京電力幹部らを刑事告訴した福島原発告訴団の武藤類子団長、告訴団代理人の海渡雄一弁護士、そして明石の3人が、強制起訴の意義と今後の見通しについて徹底的に話しあいました。
来年から始まる裁判の「ガイドブック」として、特に報道に携わる皆様にご活用いただけますと幸いです。