被害者参加代理人が、『意見書』と「書籍」などを最高裁に提出しました

2024年12月5日付意見書

提出書面の写真

書面の厚さは12㎝になりました。

https://www.dropbox.com/scl/fi/tteo9xq827a0l48opk89v/241205-_-1.pdf?rlkey=ojd3s0qse8jhn414pz7xlwl91&st=f5z0iyv3&dl=0

【意見の趣旨】
表記事件の審理について、被害者参加人ら代理人は、刑事訴訟法316条の35にもとづいて、検察官役の指定弁護士の職務権限の行使に関して、本件において被害者が受けた被害に照らして、以下のとおり、意見を述べます。

  1. 指定弁護士が提出した上告趣意書は正当なものであり、これにもとづいて原判決を速やかに破棄するよう求める。
  2. 東京電力株主代表訴訟において行われた証人調べと被告本人尋問の結果は、本件において、東京電力の元役員の責任を直接明らかにするものである。しかし、原審東京高裁は、残念ながらこれらの証拠を取調べていない。

原審は、指定弁護士の求めた証人調べ(濱田証人と渡辺証人については、詳しい調書(別件、東電株主代表訴訟での証人調書)を添付した人証申請がなされたにもかかわらず、必要性なしとして人証調べは却下したのである。)と、原発事故現地の検証申請を却下し、取り調べなかった。

この点は、指定弁護士による上告趣意書においても、高裁の証拠調べ却下について厳しく批判されているところである。

最高裁は、審理不尽のまま、言い渡された東京高裁の原判決を破棄し、本件の審理を東京高裁に差し戻したうえで、これらの指定弁護士が求めていた証拠調べを実施させ、福島原発事故の被害者救済と、このような悲惨な事故の再発防止につながる司法判断を行うことを強く求めるものである。

2024年11月13日付意見書

https://drive.google.com/file/d/13mdYgiwhL2OXlbUGgvKSOaYjMmbN6YZS/view?usp=sharing

*添付資料1 書籍『東電刑事裁判 問われない責任と原発回帰』
(海渡雄一、大河陽子著、彩流社)https://www.sairyusha.co.jp/book/b10031300.html

* 添付資料2 書籍『東京電力の変節 最高裁・司法エリートとの癒着と原発被災者攻撃』(後藤秀典著 旬報社)
https://www.junposha.com/book/b632266.html

*添付資料4「ノーモア・フクシマ」いわき市民訴訟「東電謝罪文」
https://drive.google.com/file/d/12RWaNBQX-Q1FE6twnT4l_HAhVRIVJt3G/view?usp=sharing

2024年11月1日意見書

https://drive.google.com/file/d/1MvvVHfgO3wWxoG92VvxQdNSA1vOx1qFz/view?usp=drive_link

2024年4月25日意見書

https://drive.google.com/file/d/1VQAr5YGeg9VHwxNBG24-9R_xBuHjlRaW/view?usp=sharing

甲1「福島の作業員、汚染廃液あびる事故はなぜ起きたのか 重なる不備」と題する記事(2023.11.12 朝日新聞)
https://digital.asahi.com/articles/ASRCB4CV2RC6ULBH00G.html

甲2 地味な取材ノート「3週間して初登場の東芝作業員4人と被ばく事故の発端:福島第一」( 2023.11.18 政野淳子)
https://drive.google.com/file/d/1yP1VxcHR1vuJiDq-SWUUfySpyn2duNmm/view?usp=sharing

甲3「日本政府の放射能汚染水の海洋放流の計画の現状とモニタリング状況&洗浄廃液による被曝事件」
(韓国の国会で開催された国際シンポジウムにおける報告) (2023.11.23 政野淳子)
https://drive.google.com/file/d/1FHhakpZGv6J8zKi2Jlp5UzDYvPsty5vr/view?usp=sharing

甲4「福島第⼀原⼦⼒発電所2号機原⼦炉建屋環境改善作業における作業員の汚染発⽣の原因と対策について」( 2023.12.14 東京電力ホールディングス株式会社)
https://drive.google.com/file/d/1GFSk3qneqf862Bd_0ZXp0ZLu_lMlLONl/view?usp=sharing

甲5「福島第一原発 汚染水漏れたトラブル『実施計画』違反の疑い」と題するニュース (2024.2.19 NHK)
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240219/k10014363791000.html

甲6「東電監視体制に厳しい目」と題する記事(2024.2.25 朝日新聞)
https://drive.google.com/file/d/1v9VvG_pvjP7_dBAlVnTkXCxywRAOTP5K/view?usp=sharing

甲7『特別講演 島崎邦彦・元原子力規制委員会 委員長代理』
(第13回さよなら原発福井県集会 2024in敦賀)
https://www.youtube.com/live/t8x-Kskq7nE

甲7の2 甲7(島崎邦彦講演会DVD)の反訳 作成:被害者参加代理人
https://drive.google.com/file/d/1EZzgtmoE77iceYmlx6zPd6NJ–vwaGv-/view?usp=sharing

提出した参考書籍と資料

1 書籍『ノーモア原発公害 最高裁判決と国の責任を問う』(旬報社)
https://www.junposha.com/book/b643456.html

参考資料2 新聞記事「「原発事故は国の責任と認めて」福島被災者らが最高裁囲む「人間の鎖」で訴え 国賠訴訟判決から2年」(2024.6.17 東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/334166

参考資料3 新聞記事「原発事故「国に責任なし」でいいのか 17日に「人間の鎖」で最高裁を包囲 判決から2年に合わせ抗議」(2024.6.14 東京新聞)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/333374

4 書籍『3.11 大津波の対策を邪魔した男たち』(島崎邦彦著 青志社) 
http://www.seishisha.co.jp/catalog/354.html

6 著書『新装版 ふるさとは赤』(三原由起子著 本阿弥書店) 
https://www.honamisyoten.com/item/shinsoban-furusatohaaka/

7 著書『土地に呼ばれる』(三原由起子著 本阿弥書店) 
https://www.honamisyoten.com/item/tochiniyobareru/